減塩しやすい食材
減塩しやすい食材で満足度UP!
自分自身が減塩生活を始めてみてから、向いている食材と向いてない食材があることに気付きました。個人の好き好きや栄養学的な意見もあると思うのですが、ここでは減塩生活をストレスなく続けていけるかどうかに焦点を当てて向いている食材を伝えさせていただいております。
減塩生活に向いている食材
野菜(素材の味を美味しく感じる)
果物(何もかけずに食べることが出来る)
豆類(豆の風味がある)
雑穀(白米より味わいがある)
卵(しっかりとした味がある)
貝類(海の塩味がほんのり残ってる)
以上が減塩生活に非常に向いているなと感じた食材の一覧です。
特に意識はしていないのですがベジタリアンに近い食事になっています。ちなみに私はたまには肉も食べますし、お菓子を食べたり外食することもありますので、厳格にこういう食事をしているというわけではありません。減塩生活をストレスなく楽しく進めて行く上で、上記の食材が当てはまっただけです。
まず野菜や果物なのですが、味わいのある良い素材のものであれば、何かをかけたり調理しなくても美味しく食事することが出来ます。どこで買販売しているかということや生産者、農法などで味が大きく変わってきます。無農薬栽培の人参なんかはハッキリと違いがわかるのですが、そのままかじっても甘みや風味がありとても美味しいです。むしろ調味料をかけて食べるのがもったいないと感じているくらいです。
ここが難しいポイントで、スーパーの生鮮食品売り場に置いてある比較的安い野菜ですと、生や蒸しただけの素材を生かした調理をしても美味しくないことが多いです。大量生産で作られたものですし、全国各地から運ばれてくるため鮮度が落ちているからです。素材のまま楽しめない野菜は、仕方なく油で炒めたり、肉や調味料と一緒に料理したりしてしまい、必然的に塩分が多くなってしまうのです。
スーパーの野菜だとしても「地元の取れたて野菜」だったり「有機野菜」などは比較的そのまま食べても美味しいですので、同じ野菜と捉えずに品質をしっかり選んで、素材のままでも美味しい野菜や果物を選んで欲しいです。
豆類や雑穀には、その素材の味があるため塩分をあまり必要と感じません。香りを楽しむことが出来るため非常に重宝します。納豆や豆腐も良い素材であれば何もかけずとも非常に美味しいです。特に豆腐は品質によって香りが大きく違うように思います。
お米やパンに関しては、玄米や全粒粉がおすすめです。ここは好き嫌いが分かれることが多いのですが、雑穀の風味があると塩分をあまり使わなくても美味しく感じるからです。ただ、全粒粉のパンの場合、パンを作る工程上で塩を入れることが多いので注意してます。基本は玄米を食べています。
逆に白米や真っ白なパンになると、なにか塩っ気が欲しくなったり、味を付けたくなってしまいます。綺麗に精製された穀物は、何かを付けて食べることを前提とした食材のような気もします。ですので、私は蕎麦を食べる際も十割蕎麦を食べることが多いです。
動物性タンパク質は、卵や貝類が多いです。卵は、無塩バターで焼く卵焼きでもゆで卵でも、塩分なしで十分に美味しく食べることができます。ひょっとすると自然由来の塩分が含まれているのかもしれません。さらにネギやニンニクなどの野菜と一緒に炒めると、もっと食べやすくなります。
貝類は海の塩分が染み込んでるからか、ほんのり塩っ気があるので醤油などをかけなくても美味しいです。逆に美味しいからと言って貝類ばかり食べていると塩分量が高くなってしまうと思いますので食べ過ぎには注意です。
以上が減塩生活に向いている食材ですが、総じて言えることが素材の味をそのまま楽しめる食材だということに気付きました。書きながら気付いたのですが、食感や風味の良い素材であれば、調理や味付けが必要なくなるようです。少し塩分を控えたいというくらいの人なら何も考えず、普段食べている物の素材を変えるだけで塩分が減っていくと思います。
出費が上がるのか?
エンゲル係数は上がる
減塩生活を続けていると、食材が元々持っている味や風味を堪能することが出来るようになるので逆に食事が楽しくなりました。そのかわり、スーパーの野菜と無農薬野菜の違いがわかるようになり、無農薬玄米や平飼い卵を買うようになり、素材のコストは上がりました。。。
健康になって病院代や薬代がかからない、仕事がうまく行って給料が上がったというような長期的な面でメリットはありますがエンゲル係数だけ見ると上がってます。体調が良くてお菓子や外食が減った分が安くなってるくらいです。
しかし昨今の物価高で、輸入肥料やガソリン代の価格上昇も止まることを知りません。スーパーに並ぶ野菜や卵は輸入肥料、輸入飼料に依存しているので大きく影響を受けています。そのような大量生産・低価格で販売していた食材はこれからも軒並み値上がりしていくと思います。
逆に、国内生産で「自然由来の農法で作られた野菜」や「自由に育ったニワトリが産んだ平飼い卵」などの値段は、実はそれほどで変わっておりません。同じくらいの値段になってきたとは言えませんが、減塩生活とともに国内生産の自然由来の食材に切り替えるチャンスだとも言えます。
良い食材をコスパ良く手に入れるには?
私はこちらで野菜を取り寄せています。化学合成農薬・化学肥料不使用の自然由来の農法で育てられた野菜のオンラインショップです。定期宅配なので旬の野菜を割安で手に入れることが出来ます。大変おすすめです。
こういった自然由来の野菜を定期販売しているサービスは「坂ノ途中」以外ですと、個人農家さんと直接取引する方法くらいしか私は知りません。定期宅配のメリットは無農薬野菜や有機野菜が安く手に入れることが出来る点です。個人的な感覚では近所の自然食品店よりも安く感じます。
こういう野菜は素材の味が、スーパーで買った野菜とは段違いです。ほんのりと野菜本来の甘みを感じることが出来、素材をそのまま頂くことでエネルギーも漲ってきます。うちの赤ん坊の娘もスーパーの野菜は嫌がりますが無農薬野菜ならバクバクかじってくれるので本当にありがたいです。こういう部分は色々経験してしまった大人より赤ん坊の方が素直にわかるのかもしれません。
さらに平飼い卵であったり、美味しい玄米、添加物の少ない商品が多数あります。
野菜のお試しセットなら決して損はしない価格設定になっています。外食一回分より安いです。そしてぜひ素材の味がわかるような野菜を体験してみてください。減塩生活の手助けになると自信を持って言えます。